日本酒甘辛度

今回は「アミノ酸度」のご紹介します。
ここまで紹介してきた日本酒度と酸度のほかにもうひとつ、日本酒の味わいを決める代表的な指標があります。
それが「アミノ酸度」です。アミノ酸度は文字通り、日本酒の中に含まれるアミノ酸の量を示したものです。
アミノ酸は、旨味やコクを生み出します。

アミノ酸度が高いと濃厚で芳醇、コク深い味わいになります。その逆に、アミノ酸度が低いと淡麗でスッキリとした味わいの日本酒になります。あくまで一般的ですが、アミノ酸度の高い日本酒は甘口、低い日本酒は辛口と考えてください。

なお、アミノ酸度が高すぎると雑味が多く感じられる飲みにくい日本酒と感じてしまうでしょう。

アミノ酸度も日本酒度、酸度と同様にラベルに記載されている場合もありますので、日本酒を選ぶ際はチェックしてみてください。