「和らぎ水」

「和らぎ水(やわらぎみず)」とは、日本酒とともに飲む水のこと。いわゆる、ワインやウイスキーなど度数の高いお酒とともに飲むチェイサーと同じ。素敵な名前が付いているが、和らぎ水の作り方はとても簡単。実はただの水、つまり水道水やミネラルウォーターなのである。

なぜこの和らぎ水がよいとされているのか?それは、日本酒を続けて大量に飲むことによる深酒を防止し、二日酔いを防ぐことができるからです。一般的な飲み方としては、酒:水=1:1の割合で飲むとよいといわれています。
日本酒を飲み、水を飲むというように、交互に飲んでいくのがおすすめだ。
それとアルコールで麻痺した口の中をリセットする効果もある。リセットすることにより、次の一杯や食事を美味しくいただける事ができます。また、アルコールには利尿作用があるため脱水症状になりがちだが、合間に水を飲むことで、脱水症状の緩和も見込めます。

先ほど、和らぎ水はただの水であり、ミネラルウォーターや水道水だと紹介しましたが、
こだわりを持つなら、仕込み水を和らぎ水として飲むのがおすすめ。ここでは、この仕込み水について紹介します。

仕込み水とは、酒造で日本酒を造るときに使用する水のこと。日本酒との相性のよさが抜群で、さらに栄養も豊富である。日本酒の専門店なら、仕込み水を和らぎ水として用意しているお店もあります。